ソノヒマデ

俺の日々だったり思うことだったり

アニメを見なくなった。業界の歪みと勘違い。アニメオタクはアニメだから見ているわけではない

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俺はオタクだ。アニメが大好きだ。これまでかなりの数の作品を見てきた。毎度シーズンの始めには今期はどんなアニメがやるのかとワクワクして、毎週幾つものアニメを見る。それを10年以上続けてきたわけだが。

ここに来て、ぱったりとアニメを見なくなってしまった。
0だ。
今期のアニメの第一話を一応一通り見てみたが、見続けようと思うアニメが一つもない。
こんなことは初めてだ。

アニメ離れの傾向は少し前から始まっていた。俺は自分が見た作品をメモにとって保管している。それを見返してみると、一昨年の始め辺りから見るアニメの数が減少していた。

そして2019年の冬(前期)に見た作品は一つだけで、それも見るのを途中でやめてしまい、今期はついに0。

これはどうしたことか?俺も歳をとったということか。それも少しはある。だけど、それだけではないように思うんだよなー。

なんか、業界全体に歪みを感じる。
音楽の世界によく似た歪み。
アイドルに蹂躙されてしまったミュージックシーン。良い音楽を測る物差しの機能を欠いてしまった売り上げランキング。

とにかく重要なのは中身よりもPV数。面白いかどうか、質は二の次になっているような、そんな感じ。

数が大事でとにかく沢山の人に見てもらわなきゃ、というのはもちろんわかる。だがその為に土台のアニメファンを食いつぶすようなことをしては、業界は衰退していく。業界としては6年連続で右肩上がりの成長を続けているらしいが、どれだけ成長しPV数を増やそうとも、音楽業界然り、である。

アニメオタクを勘違いしないでほしい。アニメオタクはアニメだから見ているわけではない。アニメオタクはアニメが面白いからアニメを見ているのだ。リアルなビジュアルでは表現できないアニメの面白さというものが確かにある。その探求を忘れ、PV数に走るようなことであっては、アニメオタクはアニメから離れていく。

ソマリをやるのもいいよ。本好きをやるのも空挺ドラゴンズをやるのもまぁいいさ。でもそこじゃねーんだよ、みんなもう知ってんだよその辺の作品はよぉ、原作読んでんだよ。
見ねーよ、知ってる物語、見ない。

もっとーさー、あるだろ?あるんだよ。
なきゃ作れよ。
それができなきゃもう見ねーよ。