ソノヒマデ

俺の日々だったり思うことだったり

9年ぶりに親友に会ってきた

まぁ、親友と思っているのは俺だけかもしれないが。

親友に関しては以前にも記事にしたことがあった。
その記事で書いた銀アクセサリーが見つかったわけではないのだけど。
昨日、片道2時間掛けて会って来た。

彼は入院していた。

仕事でバイクに乗っていて、客先への配達中に事故ったらしい。
交差点で一時停止せずに直進してきた車にぶつかったとか。

かなりの大怪我だった。ヘタしたら死んでるレベル。
バイクの時速はわずか50キロしか出てなかったという。そんな程度の速度で太股の骨折って入院までするはめになるなんて。
歩けなくなるなんてこともなくちゃんと治るし、過失はほとんど車側にあるので大丈夫とのことだったが。
バイク事故は恐ろしい。普段、俺もバイクに乗って通勤してるので、人事ではないなと思った。

俺は横浜で菓子折りを買って出向いていた。
行きの道中、色々考えた。会うのは実に9年ぶり。歓迎されるとは限らない、何せあいつは人気者だ。俺のことなどもうすっかり忘れちまって、『何しに来たの?』なんて態度で応じられるかもしれない。そんな態度を見せられたら、俺はすぐに帰ろうと思いながら、彼の病室を訪ねた。

ベッドに寝ていた彼は俺が姿を見せるとすぐに身を起こし、「よう」と言って笑顔を見せ、俺の顔をまじまじと見た。
俺も同じことをした。35歳の同い年。お互いにそこそこに老け、思い出の姿から変化した姿を、瞼に焼き付けるように見合った。
人生、お互い色々あったなと、意思の疎通を感じて、どうやら俺は歓迎されていると思えた。
車椅子に乗った彼と場所を移動し、病院のロビーに着くと、俺はそこにあったソファーに腰を下ろした。
知らぬまま過ごしてきた、互いの人生を語り合う。
30分程で、彼を訪ねる他の面会者が姿を見せたので、俺は退散することにした。さすが、相変わらずの人気者だ。
元気そうでほっとした。顔を見て、少しでも話せてよかった。会いにいってよかった。
まだ話し足りないなと思った。もちろん、再会の約束はした。しかし次に会うのはまた何年後になるのやら。
銀アクセサリーのことも、まだ謝ってない。
いつかちゃんと謝りたいな。