どうやって自殺するのか? やっぱ首吊りかヘリウムでしょ

まだ随分と先のことだが、どうやって自殺するか? 俺は少し以前に世の中にはどんな自殺方法があるのか、かなり集中して調べたことがあった。
世の中には本当に色々な、それこそ無数の自殺方法がある。その中で俺はとにかく苦しまずに逝けて、かつ現実的に俺自身が無理なく実行できるものを探した。

苦しいのも、痛いのも嫌だ。

電車に飛び込んで自殺する奴の気が知れない。あんなん絶対痛いじゃん。すぐバラバラになるから痛みなんざ一瞬しか感じないとは思うけど、それでもちょー怖い、一瞬でも嫌だわ。
ビルなんかから飛び降りる投身自殺もそう。地面に叩きつけられる瞬間を思うとゾッとする。

願わくば眠るように死にたい。

それを可能としてくれる薬も世の中にはあるみたいだが、残念ながらその多くは簡単には手に入らない。
しかし、それでも、限りなく理想に近い自殺を可能としてくれる方法があった。

ヘリウムガスによる酸欠死だ。

よくよくと調べたところ、どうやら濃度の濃いヘリウムガスを吸うという、たったこれだけのことで安楽死と同じくらい楽に、それこそ眠るように逝けるらしいのだ。

最高じゃないか♪

俺の自殺方法第一候補は間違いなくこのヘリウムガスによる自殺である。しかし、ヘリウムガスは現在では簡単に手に入る物だが、将来的にはわからない。俺が自殺する頃には売ってないかもしれない。やり方はかなり綿密に調べた。それを書いたホームページなどが世間に問題視され、消されても大丈夫なようにワードにコピペして保管もしてある。ヘリウムガス自殺についてかなり詳しく説明してくれているお婆さんの動画もダウンロード済みだ。が、ヘリウムガスが売っていなければ実行しようがない。

そんな時の為の苦肉の策。
できるだけ苦しまずに逝く、ヘリウムガス以外の方法は、一応ある。

それは、首吊りである。

意外にも、首吊り自殺は全然苦しくないらしい。
吊り方に少しコツがあるようで、呼吸の気道を絞めてしまうと苦しいらしいのだが、首にロープを斜めに掛けて頸部の動脈を圧迫するようにすれば呼吸が出来る状態で首を吊ることができ、すぐに意識を失って苦しさなく逝けるというのだ。ドアノブと縄さえあればできるという手軽さも素晴らしい。ただヘリウムガスに比べるとちょっと怖いし少ないとはいえ苦痛も勝りそう。それでもこの首吊りが俺の自殺方法第二候補であり、他に選択肢はいらないであろう。

あとは何処で死ぬか?

ぶっちゃけ死んだ先のことなどどうでもいいので何処で死のうが構わないわけだが、それでも出来るだけ人様に迷惑をかけずに死のうかなと思うので、ヘリウムガスでの自殺が可能であれば、車の中で死ぬのが最善かなと思う。自殺が阻害されないよう、外から車内が見えないようにできるワゴン車など、窓にカーテンが掛けられる少し大きめの車が良いだろう。深夜、人里離れた山奥の道路脇にそれを停めて、死ぬ準備を整え、窓のカーテンを少しめくってチラリと星空を見つめ、フッと笑って静かに逝く――

あかん……なんて寂しい……
己のことながら書いててちょっと泣けてきた……

でも、そこから先はもう生きててもしょうがないし、俺の人生なんてそんなもんだ。

この日本に生まれて、平和に生き、そこまで人生をやり通せたなら俺は満足だ。

話しは逸れたが、以上が俺の自殺方法の全容だ。大したものではないが、これで十分だと思う。