何もできない人生。才能以前に能力がない

思えば35年の人生で、色々やったものだ。
株、小説書き、合気道、ダンス、ダーツ、占い、格ゲー……他にも色々あるけど、そこそこ本気で取り組んだのはこれくらいか。
どれもうまくいかなかったなー。何をやってもヘタクソで。少しうまくなってもそこから先の上達はなく、後から始めた人に追い越されるばかり。
なめられ、笑われ、嫌になってやめてを繰り返し。それでも他に何か、世の中にあるもの手当たりしだいにやっていけば何か一つくらい人よりうまく出来ることがあるだろうと思って、やってやって、でもさっぱり出来なくて。
資質がある、才能を感じる、向いている――そんなふうに言われて始めたものにもことごとく弾かれ。
俺はようやく自分を理解したよ。俺は本当の能無しだ。

仮に何らかの資質や才能があったとしても、それを発揮できる能力がない。
頭が悪すぎてどうしようもない。

この世に俺にできることなんかない。
ないんだよ。マジで。ないものはないんだ。

こんなにも自分が劣ってるなんて思わなかった。想像を絶する無能ぶりだ。
俺にも夢があった。野望があった。それはもう色々と、やりたいことが沢山あった。
それが全て何一つ叶わないなんて。
絶望する。
俺はどうやって生きていけばいいんだ。